Año nuevo chino2020
こんにちは
毎年スペインでは中国の旧正月を祝うイベントが行われています。
今回、イベントに行ってきましたのでレビュー記事を書きたいと思います。
中国の旧正月とは
春節とは中国のお正月で伝統ある祝い事であり、中国だけではなく、全世界の華人にとって最も大切な伝統的な祝日です。春節は国民の祝日で多くの人は一週間の連休になります。
春節は4000年以上もの歴史があります。毎年、生贄にされなければならなかった神への信仰から始まったとされています。太陽暦が変わったとき、特に一年の終わりに影響を受けた農業では人々は五穀豊穣を願い神への生贄を捧げました。
春節が近づくと人々は年越し用品を買い、大晦日には家族みんなそろって夕食を食べます。そして吉祥とおめでたい気分を表す絵や対聯(「ついれん」といい、おめでたい言葉を赤い紙に書き、門や入り口の框に貼るもので新年を祝い邪気を払う言葉を書く)を掛けたり、生き生きとした植物で部屋を飾ったりして新しい年を迎えます。餃子と餅など、盛りだくさんな食べ物が食卓に並びます。街の至る所が飾り付けされ、爆竹が鳴り、互いに新年の挨拶を交わし、龍と獅の踊りや縁日が行われます。
中国春節2020|2020年中国旧正月の期間、挨拶、過ごし方-AraChina中国旅行
スペインでは何を祝うの?
中国の旧正月は1月25日ですが、ここマドリードでは1月24日から一ヶ月間イベントが行われます。
イベントは展覧会が開かれたり、展示会、コンサートなどが開かれたりします。
マドリードのオフィシャルサイトでイベントのスケジュールが公開されているので、
こちらを参照ください

どこで開催されるの?

場所はマドリードの北地区Useraウセラという場所で、マドリードでは有名な中国人地区です。
駅周辺から
街は見渡す限り中国語で埋め尽くされており、まさに中華街という感じです。





スペインにいるのに中国、台湾にいるような感覚に陥ります。
街ゆく人はほとんどアジア系で、逆にスペイン人を見ることの方が少ないんじゃないかと思うほどです。
上記の街中を通り駅から歩いて約10分ほどの広場
Junta Municipal del Distrito de Useraで中国のイベントが行われます。
イベントの様子

広場には中国の小さな市場やミニ中華街などが設置されており多くの人で賑わっています。
市場Mercadillo

中国の食べ物や文化的商品(はしや置物など)などが売っていました。
また、書道やお菓子作りなど参加型のイベントなどもあったりなどと中国に興味がある人が楽しめそうなイベントが小さいながらもありました。




ちょっと高かったですが、リラックマの箸のお箸の練習を一つプレゼントに購入
まさかの3ユーロ ・・

招き猫なども売ってたりしてなかなかみてるだけでも、へーこんなの売ってるんだと面白かったりします

そしてまさかの子年ということでネズミならぬハムスターが販売されていました。
No Soy Rata Soy Hamster y también es mi año.
私はネズミじゃないよ!ハムスターだよ。私の年でもあるよ!との事。

ミニ中華街

役場前の広場には多くの出し物?が設置されており、フードトラック、人形、絵馬のような願いをかけるところなども設置されていたりしました。



なんじゃいこの人形はと突っ込みたくなるような物も展示されていました。

願いの中には、ん・・?と思わせるような物も

Deseo perder mi virginidad童貞を卒業したい
思わず笑ってしまう願いでした。
何もここに書かなくても・・・と。

ピンポン・卓球台も設置されていて卓球スペースもありました。
流石に人が多くてできませんでしたが、お好きな方はどうぞ。
意外とスペイン人も卓球が上手い人が多く、見てるだけでも楽しめそうです。
そして、公開カラオケスペースなんかも設置されていて恥ずかしさ満点です。
せっかくなので入ろうと思いましたが、思いの外、多くの人が列をなしていたので、断念。

ガラス張りになっており文字通り公開処刑です。
今回の記事はいかがでしたか
マドリードにはとても多くの中国人や台湾人が住んでいます。
お祭りだけでなく、この地域に来るとここはスペインじゃないんじゃないかと思う錯覚に陥りるほど、中国語・中国人で溢れています。
ぜひ、スペインの中華街を見てみてください。
ほかにもスペインの情報やスペイン語について記事を書いています。
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