近年、フリーランスという働き方を選択する人が増えています。
環境に縛られず、自分のペースで仕事を進めていけることで人気が高まっていますが、
世界にはどれくらいのフリーランスがいるのでしょう?
とっても気になりますよね?
そこで今回は、世界のフリーランス人口と、日本のフリーランス人口の違いを比較してみました。
この記事を読むことで、日本と世界のフリーランスについて詳しく知ることができますよ!
世界のフリーランス人口

まずは、世界のフリーランス人口を解説していきたいと思います。
調べてみると、現在世界には15億人以上のフリーランスが存在しており、労働人口の約35%を占めていることが分かりました。
約3人に1人がフリーランスになっているという結果になり、今も増加傾向にあります。
恐らくコロナの影響もあって、在宅ワークをする人が増えているのでしょう。
フリーランスは主に米国に集中しており、世界のフリーランスの約44%が住んでいます。

さすが世界一の経済大国ですね!
理由としては、日本と違い終身雇用がないことが考えられています。
日本では副業としてフリーランスを選ぶ傾向がありますが、アメリカではメインとしてフリーランサーという働き方を選んでいることが多いです。
柔軟な働き方により、アメリカではほとんどの人が「親子で過ごす機会が増えた」という声もたくさんあります。
日本でも、見習うべき点になりそうです。
そして、これに続くのがインドとイギリスで、世界のフリーランスの約9%を占めています。
ちなみに、イギリスのトップクラスの学生の約87%、その他の学生のおよそ77%がフリーランス業について「魅力的で収益性の高い仕事である」と答えているそうです。
また、フリーランス業界は、アジアでも急成長しており、
中国、インドネシア、タイなどの数カ国でもフリーランサーが増加しています。
きっと多くの人が、フリーランスがもたらす自由と柔軟性を求めており、自分らしさを追求しているのでしょう!
フリーランスの人気度ってどのくらい?

現在、フリーランスの人気はますます高まっています。
その理由は一体なぜでしょうか?
令和2年の5月、内閣官房日本経済再生総合事務局がフリーランス実態調査の発表をしました。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/suishinkaigo2018/koyou/report.pdf
調査結果によると働く理由1位が、「自分の仕事のスタイルで働きたいため」で、57.8%
2位が「働く時間や場所を自由にするため」で39.7%でした。
この結果から分かるのは、人々は、フリーランスが提供する自由、柔軟性、仕事のやりがいに惹かれているのです。
そして、柔軟な働き方は世界中でも拡大しており、
ギグエコノミー(オンラインを通じて短期的な労働がおこなわれる市場)の人気も
ますます高まっています。
世界ではより多くの人々が従来の雇用形態ではなく、フリーランスの生活を選んでいます。
さらに世界のフリーランスの成長率は、なんと従来の雇用の2倍という結果も出ているのです!
これは、フリーランスがいかに人気があるか、そしてそれが確実に今後も続くことを示しています。
より多くの企業が費用対効果の高い方法としてフリーランサーに目を向けており、
フリーランス人気はますます広がっていくことでしょう!
1位「自分の仕事のスタイルで働きたいため」
2位「働く時間や場所を自由にするため」
日本にフリーランスってどのくらいいるの?

日本は、フリーランスにとって最も人気のある国の1つと言われていますが、

日本のフリーランスの数は、実際にどのくらいいるのでしょうか?
大手クラウドソーシングのランサーズが発表した「フリーランスに関する実態調査」によると、
2021年の日本のフリーランス人口は1,670万人で、世界でも有数のフリーランス人口を誇っています。
これは全労働人口の24%にあたり、2018年の1,151万人より500万人以上増加しているのです。
日本の人口が現在、約1億2500万人なので、だいたい10人に1人がフリーランスということになります。
日本でフリーランスが増加中
一体なぜ、日本でもフリーランスが増加しているのでしょうか?
いろいろな背景がありますが、一つの理由として2014年に外国人労働者に門戸を開いて以来、
フリーランスの人口が飛躍的に増加したことが考えられます。
コロナ渦や、副業解禁の会社が増えていることもフリーランスを選択する理由といえるでしょう。
日本のフリーランスは力強い成長を遂げており、
フリーランスが経済においてより大きな役割を担っています。
近年では、企業がパートタイムの欠員を埋めるために
フリーランサーを利用することも多くなっており、
従来の雇用の負担を軽減することに役立っています。
日本でもますますフリーランスという働き方に注目する人が、増えているのでしょう。
これからフリーランスになってみたい!収入を増やしていきたいという方は、
おすすめ職業をまとめているので、そちらも参考にしてください。
世界と日本のフリーランス人口の差はどのくらい?

ここでは、世界と日本のフリーランス人口を比較してみました。
現在、世界のフリーランスの人口は約15億人以上いると言われています。
日本のフリーランスの人口が、約1,670万人以上と言われているので、
世界では日本の約15倍以上がフリーランスという結果になります。
日本でもフリーランスの数が増加傾向にありますが、
世界と比べるとまだまだ発展段階という印象がありますね!
そして、世界中でもフリーランス人口はますます増加しています。
フリーランス大国のアメリカは、2027年には約半数以上の人がフリーランスになると言われており、
日本もその流れに乗ってフリーランス人口がますます増加していくことでしょう。
今では、フリーランスはポピュラーな存在であると言えます。
まとめ

今回は、世界のフリーランスの人口についてまとめてみました。
- 日本の人口の約10人に1人がフリーランスである
- 自由な働き方に憧れてフリーランスを選ぶ人が増えている
- 世界のフリーランスの人口も増加傾向にある
ITの発達、リモートワークなどの広がりによりフリーランスという働き方がますます増えています。
これからもフリーランスという働き方はたくさんの方に支持されるでしょう!
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