留学を反対する親を説得する方法
皆さん留学に反対されていますか?
学生留学で大変なのは、現地での勉強やモチベーションの維持などではなく、親や家族とのコミュニケーションです。
お金の問題、将来のビジョン、これからの進路
すべて決めるのはあなたですが、そうさせてくれるのはお金の力、つまり家族の力です。もちろん学生であれば、留学費用は親が支払うことになり、説得する必要があります。
そこでさらに一番大変なのは親への気持ちの伝え方です。
学生のうちは海外への興味がとても惹かれる事が強くあります。
しかし、したい事がない。これ。というようなやりたい事がない。
でも、海外へ行ったみたい。勉強してみたい。という人がほとんどかと思います。
しかし、それを許してくれる親は少なく、行く意味がないのに行ってどうするの?と帰ってくる事がほとんどです。
そこで私が行った説得方法を紹介したいと思います。
留学の意思を明確化する
まずはじめに、何がしたいかを明確にする。
一番はじめに親へ説得する前に、準備が必要です。
やりたい事があってもなくても、自分がやりたい事を明確にします。
これは、誰かにいうではなく、自分の中でしっかりと目標付をするためです。
例えば、
- 建築を勉強したい。
- サッカーを勉強したい。
- 英語を本場で勉強したい。
- 海外で勉強してみたい。
などなど、簡単でいいので、明確化してください。
親には確実になぜ?という質問をされます。
それに対して、しどろもどろになったりすると、うまく説得出来ません。真剣に受け取ってもらうためには、まずは自分の中で、やりたいことを明確化します。
それに比例して、態度や言動に現れますので、必ず明確化する必要があります。
もしそういったやりたい事がない場合
自分がなぜ海外へ行きたいのかを考えてください。
私の場合はこのグループでした。なにかしたい事が特別にないのに、海外に憧れてただ海外へ行ったという経験がしたかっただけです。
好きなことやなぜ?と突き詰めました。
私は、海外へ行ったという経験が欲しいことに気づき、そこを突き詰めました。
やりたいことを明確化する。
とりあえずリストアップしてみる。
親の反対する気持ちを考える。
すでに反対された人もこれからの人も、なぜ親が反対するのかを考えてみてください。
留学をしたい。
まずこの考えを持った時点で、少し自分のことを優先的に考えている面があるので、周りが見えなくなっているかもしれませんので、一旦落ち着いて、第三者目線で考えてみましょう。
今の自分の状態はどうなのか。
例、学校のテストの結果・出席・お金関係・現状などなど。
私も親に学生の時留学を反対された経験があります。
親の理由としてはなぜ留学するのか、ただ言語を勉強するだけなら、駅前留学や英会話スクールに通えばいいじゃないか。
というもの
実に理にかなっています。
留学しなくてもほかの手段はあるし、わざわざ費用のかかる留学をしなくてもいいじゃないかという考えです。
しかし、留学がしたい。この一本しか考えていない私はなぜ分かってくれないのかと苛立っていた覚えがあります。
実に周りが見えていないを絵に描いたような状態です。
なので、こういう時は一旦一呼吸置いて、自分の状態を見直してみてください。
それで見えてなかったものも見えるかもしれません。
反対意見を考え、一呼吸おく。
留学をするメリットを考える。
反対意見を考えたら、それに対してメリットを考えます。
例えば、
英語留学をしたい。
→なぜ英会話スクールじゃだめなのか
→毎日英語に囲まれて絶対的に話さないといけない環境に身を置きたい・現地で使われている生の英語は現地でじゃないと勉強できない。
などのように、自分への問いをなぜを使いメリットをリストアップしていきます。
私の場合
スペインへ行ってみたい。→なぜ
- 現地のスペイン語のスピードと日本で教えているスペイン語のペースは圧倒的に違うから(話すスピードが本場の3分の1ぐらいの遅さ)全く聞き取りが上手にならない。
- 中南米で使われているスペイン語とスペインのスペイン語は違うのに、使わないことを勉強する事の方がデメリットなので、行って勉強した方がはるかにいい。
- スペイン語使って将来働きたい
- チャンスがあれば、留学しながらビジネスも学びたいしチャンスがあれば挑戦するつもり
などなど、留学をなぜしないといけないのかという反対意見への留学へのメリットをリストアップしました。
しかし、デメリットもしっかりと考えなければなりません。
上記の私の意見で言えば、ビジネスを勉強したいなら、スペインじゃなくてもいい。という反対意見があります。それに対しても反対意見を考えておく必要があります。
私の場合は、英語は必ず必要になるけど、今後英語を話せる事が当然の世の中になっていく。その上で、さらにもう一つプラスしていかなければならないと思うので、そこでスペイン語が必ず必要だから。と考えました。
メリットを考え、デメリットへの対策も考える。
費用を自分で調べる
留学にかかる費用を自分で全て把握する。
留学がしたい。ただそれだけの気持ちでは留学はできません。
莫大なお金がかかります。社会人であれば、自分で用意できるかもしれませんが、学生の場合はそうはいきません。
全ての費用は親が負担します。親あっての留学である事が大前提になります。
留学の費用を前もって計算しておく事がとても大切になります。
これは、自分がどれだけ留学を把握していることを親へ伝えることだけでなく、親が、どのくらいの気持ちで留学したいのか、家計にどのくらい負担なのかを知ってもらうためのものです。
留学への費用だけを考えがちですが、今までの、またこれからの学校の費用などを考えると常に莫大お金をつかってもらっていることになります。
そのため、どのくらいかかるのかを知ってもらう必要が必ずあります。
そして、留学は漠然とお金がかかるという印象しかない人がほとんどです。
事実費用がかかりますが、しっかりと準備し、調べれば安く抑えられるものもあります。
そういったものを自分で調べておけば、本当に留学がしたいんだという態度を知ってもらう手段の一つになります。
経費や費用は前もって準備しておく。
あとは熱意
いちばん大切なものです。
- 留学への理由づけ
- 費用の把握
- 留学するメリットデメリット
を準備したら、あとは留学をしたい意思を伝えるだけです。
色々書きましたが、一番重要なのはここです。
しっかりとした態度と決意を持って誠実に話をしてください。
そして反対されても認めてもらえるように何度も説得し続けてください。
ただ、したい。という意思を伝えるのではなく、テストで満点を取り続けるとか結果が出るもので納得してもらえるように説得し続けてください。
これしか方法はありません。
まとめ
大切なことをまとめると
-
- 明確化する
- 親の反対する気持ちを考える。
- 反対意見を考え、一呼吸おく。
- 費用を自分で調べる
- あとは熱意
- まとめ
の以上です。なかなか留学を反対する親を説得するのは根気がいりますが、説得した向こう側には自分のしたいことが待っていますので、ここは人生の踏ん張り時です。
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