
今回もツイッターで募集したワーキングホリデー経験者の体験記事になります。
実際のワーキングホリデー経験者の生の声ですので、
- 今後ワーキングホリデーを検討している方
- ワーホリってどーなんだろうと気になっている方
そんな方におすすめ記事となっております。
今回はホテルでインターンシップをしている
さりー@スペインワーホリ中 (@sally_spain_)さんに執筆していただきました。
渡西前からワーキングホリデーでホテルでのインターンシップ予定ということで、時々やり取りをしていたかたで、今現在スペインのバレンシアという都市でホテルでインターンシップを行なっている方です。
留学エージェントなどでは聞けないいい部分・悪い部分をワーホリ経験者の生の声でどうぞ
インターンシップ・どうしてインターンを選んだのか
私はスペインのホテルにてインターンシッププログラムに参加しています。
最近は日本でも一般的になりつつあるインターンシップですが、
ヨーロッパでは新卒でいきなり仕事を手に入れるということはなかなか難しく、インターンシップで仕事の経験を積んでから仕事を手に入れるというパターンが比較的多いようです。
まだスペイン語も英語も堪能ではなく、前の仕事がホテルだったので、ホテルでのインターンシップをすることに決めました。
元々趣味だったスペイン語を上達させたくて、スペインに行くことを決めたのですが、社会人をしていたにも関わらずあまり貯金もなかったため、語学学校でスペイン語を勉強するのは金銭的に厳しいこと、
そして帰国後に何か履歴書に書けるような経験をしたいという気持ちがあり、インターンシップをすることにしました。
インターンシップの探し方

私が最初にぶつかった壁はインターンシップをさせてくれる場所を探すことです。
インターンシップ生として受け入れてくれる場所を探すには、自力で探す、コネを利用して見付ける、業者を通して見付けるという方法があります。
自力で見つける 最初はお金使いたくないという気持ちが強すぎて、自力でCV(履歴書)を書き、インターネットでホテルを探して、メールに添付して送り付けるという方法を使っていたのですが、全く何の反応もなかったため、厳しいなと判断して諦めました。
スペインの雇用事情は日本とは大きく異なり、ホテル業界で働いている英語も堪能な若い友人でも仕事を探すのに苦労をしているようで、数か月ごとの契約の仕事を転々としているということでした。
スペインに行く前に日本でCVを送り続けて場所を探すと言うのはなかなかハードルが高かったようです。
コネを利用して見付ける スペインではコネが仕事を見付けるためにかなり重要になると言われています。
もしも信用してもらえるぐらいの十分なスペイン語とコネがあれば、受け入れ先を見付けることは難しくないかもしれません。
マドリードなど日本人観光客の多い場所では日本人や外国人ゲストへの対応専門でということで、インターンシップではなくホテルでの仕事を手に入れた方もいるという話を聞いたことがあります。 業者に依頼する ワーキングホリデーの開始に伴い、スペインのホテルでのインターンプログラムを斡旋してくれる業者は格段に多くなりました。
オーストラリアやアメリカなどでは有給のものも多いのですが、
スペインの場合は無給のインターンシップが一般的です。
それでも勤務中の食事は提供され、インターンシップ中の住居も提供されるので、海外での就労経験を積みたいという学生には非常におすすめのプログラムです。
日本語でのサポートがあるため、安心してインターンシップを探すことが出来るのが最大のメリットです。
業者に依頼すると言えども、スペイン語のCVやカバーレターが必要であったりはするので、ある程度のスペイン語の能力は必要になりますが、
スペイン語がまだ十分でない場合は語学学校に行ってからインターンシップを始めるプランなど色々なプログラムがあります。
業者によってホテルでの経験があった方がいいなど、学歴職歴不問などと条件は異なりますので、自分に合うものを探してみることがおすすめです。
まとめ
- コネがあると有利
- ホテルで働く場合は経験がある方がいい
- インターンは無給が基本
インターンまでの流れ

私は業者を使ってインターンに参加したので、業者利用の場合について紹介したいと思います。
私が依頼した場所では最初に一部の料金をお支払いしてから、CVとカバーレターを担当者に送って、インターンシップの受け入れ先を探し始めました。
CVとカバーレターに関しては業者の方から、アドバイスなどを頂いて修正しながらホテルに送るものを作成しました。受け入れ先が見つかったら残りの料金をお支払いし、受け入れ先が見つかった後にビザや航空券の手配を開始しました。
カバーレターとは
インターンシップの開始日はビザが間に合わない場合などは相談をすれば、少し遅らせてもらうことも可能とのことでした。
ホテルのインターンでは靴や制服など自分で用意するように言われるものもあるので、あらかじめ担当者の方に確認することがおすすめです。
私は黒の革靴を用意するように言われたので、黒の革靴を用意して向かったのですが、実際には黒のスニーカーのようなもので仕事をしている方もいたり、
革靴だけではなく黒のズボンと白いシャツもいると言われたりしました。
担当者が実際にホテルの近くに住んでいるという訳ではなく、ホテルの雰囲気をしっかり知っているわけではないので、お願いしてちゃんと確実な情報を聞いてもらうか、もしくは受け入れ先が決まったらそのホテルにメールで問い合わせをしてみた方がいいかもしれません。
とは言え、
ホテル産業のある町ではちゃんとホテル用の服が売っている場所もあり、ホテルのロゴが入ったベストなどはちゃんと貸し出しがありますので、安心してください。
こういう経緯を経て、スペインのホテルでインターンシップをしています。
色んなヨーロッパの国からのインターンシップ生が来ており、従業員も多国籍でインターナショナルな環境で仕事の経験をすることが出来ています。
ただ仕事の時間は8時間で、休憩時間も日本よりも短くてご飯を食べる時間だけだったので、体力に自信のない方にはちょっとおすすめは出来ない気もするのですが、英語とスペイン語の両方が必要になる場所で貴重ない経験が出来ることは間違いありません。
人生も豊かになる経験になるので、ホテル業界希望の学生さんも、そうでもない学生の方にいもおすすめです。
まとめ
- インターン業者との密接なやり取りが必要不可欠
- ホテルはスペイン語だけでなく英語も必要
- インターンは経験が得られるのでおすすめ
今回の記事はいかがでしたか
現在もワーキングホリデーでホテルでインターンシップをしているサリーさん
スペインでインターンをする上で苦悩や大切なことなどを重点的に書いていただきました。
またホテルでどのようにインターンシップを行なっているかを詳しく書いていただいたので、ワーキングホリデーでインターンシップを行なってみたいと思う方には有益な情報かと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
ブログ管理者
ほかにもスペインの情報やスペイン語について記事を書いています。
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