フライパンで作る本格パエリア
こんにちは(@pawnspanish)
スペインと言ったらパエリア!ですが
地域によって作り方や使う具材が異なります。
スペイン風オムレツの記事にも書いたとおり
野菜を沢山使ったパエリアや、魚介類、肉を使ったものなど様々です。
各家庭、地域によって様々な味付けがあります。
またパエリアを作る際には、パエジェラというパエリア専用の巨大なフライパンを使います。
家庭用に小さめのパエジェラなども販売しており、スペインでは欠かせないスペイン料理です。
しかし、パエジェラが無くても、普通のフライパンで作る事が出来ます。
今回、スペインの家庭にお邪魔しフライパンで作るパエリアを教わってきましたので、記事にしました。
各家庭や地域によって味付け作り方は異なりますので、ご容赦ください。
レシピ
- 鶏胸肉 150g
- 剥き海老 10匹
- 海老(飾り用)4匹
- 玉ねぎ ½個
- 緑ピーマン1個
- 赤ピーマン ½個
- ニンニク 4片
- パセリ
- サフラン
- 魚介スープ(お好み)
魚介スープはあったほうがいいですが、なくても大丈夫です。今回は使わないで作ります。
作り方
様々な材料を使うため、パエリアの調理方法は各工程に分かれます。
焼く・煮る・蒸すの3工程です。
そのため、フライパン一つで済ませるために若干深めのテフロンパンなどを使うことをおススメします。
煮る際に水をしっかりと使いますので、浅めだと容量オーバーになってしまうので、調理が困難になってしまうかもしれないので、作る量を少なめにするか、大きめのフライパンを使ってください。
焼く編
玉ねぎを細かく切り炒めます
玉ねぎの色が変わってきたら、細かく切ったピーマンを加え再度炒めます。
パエリアに使う米へ赤ピーマンは色づけに使うので、緑ピーマンは赤ピーマンほど使いません。
塩を加え、しんなりとしてきたら、次に細かく切ったニンニクを入れ鶏肉を炒めます
火が通ったら先ほど炒めた野菜に加え、剥き海老を加え再度炒めます。
ボウルなどにニンニク、サフラン、パセリを入れ潰し混ぜます。
(すり潰す料理器具がなかったので、軽くスプーンで潰しました。)
ニンニクを潰し、全体が黄色くなったら、先ほどの炒めた具材に入れます。
パエリアの米の色は
ニンニクとサフランの色が付くことで黄色くなります。
そのため、しっかりと潰したほうがいいので、すり鉢などでつぶすことをおススメします。
ない場合はスプーンでもいいですが、いっそのことニンニクをおろしてしまうか、おろしにんにくを使い、サフラン・パセリとまぜ合わせてしまうのも一つの手かと思います。
次に米を投入しますが、パエリアはお米を洗わないで使うので、洗いたい気持ちをグッと抑えます。
洗ってしまうと味がしみ込みにくくなりますので、洗わないみたいですが、さっと汚れを取る程度のすすぎ洗いなら問題ないです。日本のように米を研いでしまうと味が落ちてしますので、洗いたい場合は軽くにします。
煮る編
米と水を1:3の割合で入れます。
計量カップで計る場合は一合に対し水3合分
今回計量カップ3杯分お米を入れたので、同じ計量カップで×3
9杯分水を入れました。
後日自分で作った際に1:2.5ぐらいの割合がちょうどいい硬さかなと思いました。
一応、教えられたレシピを書きましたが、その辺はお好みで。
沸騰するまで中火から弱火で火にかけ、沸騰し始めたら蓋をして強火で炊き上げます。
蒸す編
水気がなくなったら、火を止め、飾り用の海老を入れ蒸します。
海老の色が変わったら完成です。
フライパンで作るパエリア!!
ピラフみたいになっちゃったけど、スペイン人の家庭で習ってきました pic.twitter.com/kVdgq56Qd7— りょー@スペイン (@pawnspanish) 2018年12月9日
まとめ
魚介スープを使ってお米を炊くと味に深みが出ますが、教えて頂いた家庭では特に使っていないという事で、使用しませんでした。
特に無くても十分美味しかったですが、入れたい方は水の代わりにお米の比率に合わせて入れるといいかと思います。
家庭で簡単にフライパンで出来るパエリアという事で、日本でも食材を揃えられますので参考にして作ってみて下さい。
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