【Yakiniku Rikyu・焼肉離宮】マドリードで極上和牛をいただきます
この記事はマドリードにあるYakiniku rikyuのレビュー記事になります。
こんにちは
今回、お祝いごとがあったので、ちょっと敷居の高い日本料理店Yakiniku Rikyuさんにお邪魔する事にしました。
話には聞いていたものの実際言ったことがなかったので、どんなお店なんだろうかワクワクでした。
先に結論からいうと最高の一言です。
Yakiniku Rikyu・焼肉離宮
マドリードにある日本食・焼肉レストラン
見た目からも分かるほどの高級感溢れる店構え
名前からも分かる通り離宮という言葉を象徴するかのような高級感です。
離宮
皇居や王宮以外に設けられた宮殿。
日本の伝統的な料理作法と韓国から受け継いだ焼肉を日本スタイルで食することで、マドリードにいながら日本にいるような錯覚を味わさせてくれるレストラン
場所は、メトロ4番線Colón駅から歩いて5分程の場所にあります。
訪れる際には予約が必要だそうで、ホームページから簡単に予約が出来ました。
お店情報は記事一番下へ。
場所・雰囲気
モダンな雰囲気の作りで、焼肉屋というよりは、質の高いレストランの印象を強く思わせるような作りになっていたのが印象的。
座席はテーブル席の他にこたつスタイルのものから、座敷のスタイルのものまであるようです。
今回、私が通されたのはテーブル席で、テーブル席からは座敷席は見えない作りになっていたので、見ることができませんでした。
入り口を入ると二手に分かれており片側はこたつ・テーブル席
もう一方は座敷席?の二つのスペースに仕切られており、おそらく座敷はいい客を通していそうな雰囲気(勝手な妄想ですがw)
それでも高級感あふれる雰囲気で、食事を楽しむことができました。
もう一方の方は入っていないのでわからないですが、調べてみるとありましたので引用させていただきます。
こちらは引用画像
引用元;https://www.stone-dsgns.com/ja/portfolio/%E7%84%BC%E8%82%89%E3%80%80%E9%9B%A2%E5%AE%AE/
肉・メニュー
肉の種類は様々あり、ロース・タン・カルビなど様々
日本の焼肉店と同じように韓国の料理もおいてあり、ビビンバやらスープ類なども各種ありました。
おそらく、単品で食べると無限に食べれそうなので、今回はコース・離宮コースを注文
一人80ユーロとかなり攻めてます・・・
相応の対価(別名肉)が来ることを期待。
それとは別に韓国のり、ビールを注文
コースに白米が入っていなかったため、別途注文しました。
お通し・前菜Aperitivo
前菜としてオリーブが到着
ちなみスペイン語では前菜はAperitivo(アペリティーボ)
日本の御通しのような感覚に近いかもしれませんが、スペインでは無料
さらに出汁の効いたお吸い物的なのが到来。
店員がボソボソ言ってて聞こえずらく
おそらく、きのこの出汁?
さらにナムル・キムチなども到着
キムチはスペイン人にむけて作られているのか、少し甘めになっており、辛いのがダメな人も大丈夫そう。
正直肉を食べながらいただきたかったですが、お腹が空いていたので、肉が到来する前に完食w
さらに豚足とユッケ
スペインに住んでいて、生の肉 。
いや、生のものに恐怖を覚える小生。
しかし、食べてみたいのもあり、ここは離宮さんを信じ実食。。。。
ウメェ・・・泣
どれほど、生のものを食べていなかったのかと思うスペイン人生
今後一生日本のような生喰らいはできないと諦めていたところの離宮さんのお救いの手
それほどの久々にユッケを食べた感動感に包まれ
お代わりしたいぐらいの勢いでこちらも完食
そんな感動している間に肉がきました。
肉
溶けるような食感で永遠食べられそうな味わい。
ありがとう牛さん。
ありがとう離宮さん。
レモンをかけ、玉ねぎタレをつけて口に運ぶこの作業が尊い。
このペースで肉食べてたら私の心は壊れてしまうと思いながらも食べ進める。
続いてカルビはサンチュ・みそと運ばれてきました。
気になったのはサンチュが日本で食べるサンチュとは違った点
味はほとんど同じでしたが、日本のような大きめの葉っぱではなく、
細めの葉が広がっているような形。
言うならばタンポポの葉のような形。
街の景色の写真を撮るより、この肉を撮る喜びの方が素敵だわ。
と謎の独り言を言いながらサンチュを巻き巻き
巻くと言うよりは乗せて一緒に食べるに近いかと思います。
みそがそこまで主張が激しくなく、しょっぱくないのが◎
みその味わいを残しつつ肉の味を引き出している最高の調味料バランスでした。
そしてそれが白米にも合うと言うのがこれまた格別。
残りのカルビ・ロースも運ばれ写真を見ればうまさの言葉なんていらない。
そう思わせるような旨いの確実な肉たち。
肉が柔らかいのなんの。
この肉で米三合食べられるんじゃないかと思うほどのふかい味わい。
肉自体に味があり、タレをつける行為が犯罪行為になりそうなほどの肉の本来の味を楽しむことが出来ました。
今までの焼肉は、ただの肉を使った火遊び。
かと言われているかのような焼肉です。
握り
スープと握りを選ぶことが出来ましたが、今回は握りを選択
肉の握りがやってきましたが、もう旨いので無
シメに肉の握りってなんですか。最高ですか?
表面を軽く炙って握っていますので。と言われ運ばれてきたこの握り。
もうその言葉すら旨い。
人生で一度も使ったことのない言葉・表面を軽く炙る
そんな尊い言葉を噛み締めながら、
握りをゆっくりと噛みしめたまにツンとくるわさびにアクセントを感じながら
たった2巻に十分以上かけ完食
さらに味噌汁でシメ
デザート
これまた格別なデザートでした。
桃のアイスクリームが無いとのことだったので、りんごのアイスクリームと抹茶のムースを注文。
てっきりザ・アイスクリームがくるかと思ったら、
なんですかこれ。美術品やないですか!w(上の写真)
中はクリームとりんごが入っており、美味。
美味以外の言葉が見つからない
続いては抹茶のムース
抹茶のムースはパイと相まってこれまた美味
それほど抹茶独特の強みはなくパイとうまくマッチし、かつ抹茶の風味がある味でした。
せっかくなのでデザートワイン・Moscatel Emelinを注文。
アルコール度数が若干高くすぐ酔いそうでしたが、甘めの風味がさらにスイーツのあまみを引き出してくれそうな食後酒。
価格・お会計
さぁお持ちかねのお会計の時間
別名;現実タイム
二人ぶんのコース料金にデザート二つ、さらに白米二つにビール4杯
202ユーロ
たけぇw
ただそれ相応の食事レベルで満足!
ただ、しょっちゅうはこれないかな・・・
日本円にしたら2万弱。どうなんだろう
お祝い事にしかこれそうにないですが、リピートしたい勢いです。
肉がとろけるほどの柔らかさと、肉本来の味を楽しめるのはマドリード、いやスペインで今の所ここだけ。(個人の経験ですが)
ただひとつ不満があります。
それは、テーブルがステンレスであること。
鉄同士の音やザラザラ感が本当にダメで、擦れるたびにひえええええとなってしまう私
黒板を爪でギーと引っ掻く感じ
そのため、常に食器同士は皿の上へ置いていました笑
この問題は超個人的なことなのでレビュー的には割愛w
トータル最高の二文字でした!!
スペインで食べられる日本の最高レストランに認定。ぜひまた行きたいと思います。
これを書いている時点でいつ行こうか。。。いつ行こうか。。。と思ってしますほど。
マドリードに来るかたはぜひこちらで食べてみてください。
お店情報
焼肉離宮 Yakiniku Rikyu
住所 Paseo de la Castellana, 15, 28046 Madrid
営業時間
月曜日から土曜日13:00-15:45, 20:00-23:30日曜日13:00-16:00
お店URL:https://yakinikurikyu.es/
今回の記事はいかがでしたか
海外生活をしているとなかなか食べられない最高級の肉と料理でした。
日本で食べる上質な料理に引けを取らないレストランですので、ぜひスペイン・マドリードに訪れる際には行ってみてください。
ほかにもスペインの情報やスペイン語について記事を書いています。
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